久しぶりのSP-DX型赤道儀で天体撮影
久々に愛機SP-DX型の赤道儀で撮りました。
この赤道儀は25年くらい前に購入した赤道儀です。
小型赤道儀としては精度が高く、ピリオディクモーションが公証±7秒
です。
私の実測では±5秒以内と優秀な赤道儀ですが流石に老朽化してきて
昨日も組み立て時に赤緯クランプのノブねじが割れてしまいました。
この部品は修復可能ですが、そろそろ新しい赤道儀を新調したくなってきました。
今日の天体写真はこのSP-DX型赤道儀と
D3+VR600F4Gで撮影しました。
今回は前回の撮影より遥かに天候が良かったので
露出時間もこの観測地で可能な限り長い露出をしてみました。
本当は10分くらい露出ができるくらい暗い空だともっと美しく撮れるのですが
そのうち遠くへ遠征したいと思っています。
アンドロメダ大星雲 M31
180秒露出 F5 ISO2500
さんかく座系外星雲 M33
180秒露出 F5 ISO2500
プレアデス星団 (昴) M45
121秒露出 F5 ISO1600
かに星雲 M1
151秒露出 F5.6 ISO1600
オリオンの大星雲 M42
121秒露出 F5 ISO1600
対角線魚眼でも撮ってみました。
D90+DX10.5F2.8
昇る冬の大三角形
30秒露出 F2.8 ISO800
昴の近辺に流星が写っています。
91秒露出 F2.8 ISO1600
撮影風景
99秒露出 F4 ISO1600
30秒露出 F2.8 ISO2500
全て単写真でニコンキャプチャーNXで若干のレタッチです。
ちなみにノーレタッチだと
こんな感じです。
レタッチはトーンカーブを少しいじりました。
時間があればステライメージでじっくりやりたいと思っています。
アンドロメダと昴とオリオンは条件を変えてかなり枚数を撮影しましたので
じっくりやればかなり綺麗な写真ができると思います。