前回の天体写真に熱ノイズを除去しました。
皆さん、こんばんは、天文中年です。
デジタル一眼レフカメラは、天体撮影のように長時間露光させると、
CCDに熱が発生して、それによる赤かぶりが起こります。
で、カメラ側に長時間露光用のノイズリダクション機能が搭載されています。
でも、この機能を使うと、本露出を5分行うと、ノイズリダクション処理に
同じだけの時間、この場合5分かかってしまいます。
そうすると、折角観測に行っても撮影時間が実質半分になってしまうので
そういうことを解消する方法があります。
ちなみに、カメラ内部で行ってる処理は、はじめに普通に5分撮影すると
撮影終了時に、今露出した同じ時間だけ、光を当てずに熱ノイズの分だけ
写しこみます。そうして、この2つの画像データの減算処理をカメラが
やってくれます。
これを、カメラでやらずに後でパソコンで処理をすると減算処理がなくなるので
撮影時間が倍になります。♪
では、実際にアンドロメダ星雲で解説すると
この画像の上部3箇所に大きな赤かぶりが見えますね、これが
長時間露光による熱ノイズです。
で、これとほぼ同じ時間を露出したダークファイルを1枚作ります。
フィルターを付けたまま同じ時間だけ露出した画像です。
上のアンドロメダの画像とこのダーク画像を減算処理すると
という具合に、熱ノイズが取れた画像を得ることができます。
で、この処理はステライメージVer5等で行えますが、現在D80は未対応です。
多分、もう少しすれば対応するはずです。
で、お勧めは、私がいつもお世話になっている電気蛙さんが、
ノイズリムーバーという便利なツールを作って、公開されています。
http://members14.tsukaeru.net/denkiz/
興味のある方は是非どうぞ!
で、このツールで減算処理して、再度レタッチしたものを再アップします。
携帯用の縮小画像です。
デジタル一眼レフカメラは、天体撮影のように長時間露光させると、
CCDに熱が発生して、それによる赤かぶりが起こります。
で、カメラ側に長時間露光用のノイズリダクション機能が搭載されています。
でも、この機能を使うと、本露出を5分行うと、ノイズリダクション処理に
同じだけの時間、この場合5分かかってしまいます。
そうすると、折角観測に行っても撮影時間が実質半分になってしまうので
そういうことを解消する方法があります。
ちなみに、カメラ内部で行ってる処理は、はじめに普通に5分撮影すると
撮影終了時に、今露出した同じ時間だけ、光を当てずに熱ノイズの分だけ
写しこみます。そうして、この2つの画像データの減算処理をカメラが
やってくれます。
これを、カメラでやらずに後でパソコンで処理をすると減算処理がなくなるので
撮影時間が倍になります。♪
では、実際にアンドロメダ星雲で解説すると
この画像の上部3箇所に大きな赤かぶりが見えますね、これが
長時間露光による熱ノイズです。
で、これとほぼ同じ時間を露出したダークファイルを1枚作ります。
フィルターを付けたまま同じ時間だけ露出した画像です。
上のアンドロメダの画像とこのダーク画像を減算処理すると
という具合に、熱ノイズが取れた画像を得ることができます。
で、この処理はステライメージVer5等で行えますが、現在D80は未対応です。
多分、もう少しすれば対応するはずです。
で、お勧めは、私がいつもお世話になっている電気蛙さんが、
ノイズリムーバーという便利なツールを作って、公開されています。
http://members14.tsukaeru.net/denkiz/
興味のある方は是非どうぞ!
で、このツールで減算処理して、再度レタッチしたものを再アップします。
携帯用の縮小画像です。
by tenmontyunen
| 2006-11-19 21:52
| 天体写真